最近の情勢と、四十六年のころとの違いの一つは、当時は固定相場制度で運営されておりまして、四十六年の八月に、確かにアメリカがああいうふうな経済政策を発表したわけでございますが、その後スミソニアンで通貨の再調整が行われたというふうなこともございまして、当時は、固定相場的な考え方が強かったわけでございます。したがいまして、外国の方からも円に対して切り上げをしてくれというふうな要望がございました。それからまた当方といたしましても、買い介入を相当多額にやったというふうな事実がございます。最近は、フロート下で各通貨とも実勢に応じて相場を運営するということにしておりますんで、アメリカの通貨当局として日本に対して特に円を切り上げろというふうな話はな
