景気論争にすりかえたのは総理であり、政府なんですね。私は今日、この減税問題がここまで大きくなった理由は四つあると思うのです、あるいは五つに分かれるかもわかりませんが。 その一つは、この国会で、まだ、そこまで深い議論はなされておりませんが、私はやはり減税の本質というものは、インフレ、物価高からくる国民生活水準の低下をいかにして防止するか、いわゆる目減りの問題ですね。この所得の目減り問題をどうするかという点が、これはもう基本問題として、あるのじゃないか。この点をネグってしまって景気問題に、十中八、九、減税問題をすりかえるということは、いささか問題じゃないか。 二つ目は、なるほど、その減税を、いま言った目減りをやるという、所得水準
