西独におきましては、ただいまお尋ねがございましたように、去る三月六日に、すでに約五%、マルクの切り上げを実行いたしました。これは米国のいわゆるドル防衛政策というものに協力いたしまして、国際収支の均衡と国内の景気加熱抑制というこの二つの目的を達成するために行なったものでございます。レートの関係で申し上げますと、今お話がございましたように、対円のレートは一マルク八十五円七十二銭でございまして、これを大体九十円に切り上げたわけでございます。お話がございましたように、マルクの切り上げとかという問題は非常に注意をしなければならない問題でございます。今後一体マルクの再切り上げがあるのかどうかということについては、西独政府の経済関係の当局では再引
