私が問おうとしておるのは、輸送計画を聞いておるのではない、運賃が値上り、ガソリンが値上り、あるいは続いて鉄鋼その他の基礎的物資が上る中に、どうして民間の低物価政策、低コストというものが堅持できるか、物価の問題を聞いているのです。輸送の問題を聞いているのじゃない。
私が問おうとしておるのは、輸送計画を聞いておるのではない、運賃が値上り、ガソリンが値上り、あるいは続いて鉄鋼その他の基礎的物資が上る中に、どうして民間の低物価政策、低コストというものが堅持できるか、物価の問題を聞いているのです。輸送の問題を聞いているのじゃない。
あなたの答弁が私のお尋ねしていることと全然違うのです。議論の対象にならない。あなたの言われておることもわかります。設備を近代化して、そして輸送を円滑にして、できた品物が直ちに流れるようにして、金利の負担その他を軽くすればコストが低くなる、これは輸送の一面だけをお述べになったのです。私は設備の改善あるいは金利の問題その他を、関連する一般的な政府の施策の及ぶ範囲内において物価を下げるためにどういう政策をあなたがお持ちになっているかということを聞いておる、輸送の問題だけに限定しないで、総合的に物価を引き下げるという施策について具体的に承わりたい。
まあ下ることを主眼としておるので、これは議論ですが、あなたのやっておられることは、万般の政策が上げるために努力しておられる。 そこで私は、先ほどに戻りまして、やはり国際収支のバランスがどうもつじつまが合わぬ。なぜそのことを言うかといいますと、水田君も宇田君もこれはやはり御了解をいただけると思いますけれども、二十九年の経済恐慌は、国際収支のアンバランスから生じてきた。すでにその赤信号が本年の一月に、もう四、五日前の統計で出ておる。私はこの際に政府にお尋ねしたいのは、政府の所管に属する物価は上げないということ、いわゆる金利も低金利政策をとるということ、運賃も上げないということ。幸いにして米の値段は上らなくなりましたから御同慶にたえま
失礼な申し分でありますけれども、あなたは日本の自由主義経済を御存じで、国際的な流れを御存じない。自由主義のチャンピオンと称せられておるアメリカにおいても、大体この方向をとっておる。イギリスでも同じです。各国やはり経済の波動の調弁者は政治です。著しき好景気が招来し、あるいは恐慌が来て、この波の大きな激浪の中に国民経済が埋没するということを防ぐのが政治の任務で、政治は一国の経済の調弁者としての役割を与えられておる。従って、昔はそうかもしれませんけれども、時代が違うのです。私はあなたと議論していてもしようがないし、大体経済の問題は和田さんがお述べになりましたから省略しますが、あなたに希望したいのは、これは議論ではなしに、もう少し財政に弾力
私は国際情勢は緊張緩和の方向に向うという御見解に対しては、同意見です、ただ、緊張緩和に向うとする見解の条件が違う。私は今と申しましても、国際関係は極度に緊迫の状態にあると思います。だから緊張緩和にもむくとも言える。私の見は、少くとも米ソ両国の軍事的な能力というものは、戦略戦術、兵器におきましても最高潮に達しておる。米ソ両国の軍事力が最高潮に達して、ここに寸分のすきも許さぬ緊迫感がある。この緊迫感がある。この緊迫感から、国際関係には真空状態が一つ生まれる。従って、穏やかな春の日の緊張緩和ではなしに、緊迫せる状態において、米ソ両横綱の緊迫感のもとに生ずる真空関係というものがあるといたしますならば、そこに何が第二次的に発生するかということ
そうすると問題を明らかにするために、私は承わっておきたいと思いますことは、日本は自由主義陣営に属する、しかしながら新しい情勢に即して、どの国にもとらわれずに中立的な態度を堅持する。それに対してお答えが困難でありましたならば、私はかようにお尋ねしましょう。中立主義というものに対して、あなたはお答えが困難でありますならば、純然たる自主独立の外交方針、自由主義陣営には属するけれども、日本の方針はあくまで自主的に日本の国の立場においてこれから判断し、行動していくんだというふうに、ただいまの御答弁は解釈してよろしいでしょうか。
民主主義か、共産主義か、資本主義かという問題についての、私は学問的な論争をしようとは思わないのでありますが、政治的に考えて自由は——日本は議会主義を中心といたしまして、二大政党があるのでありますから、これは民主主義国家です、そして社会党も民主主義を守り、議会を守るという信念においては、決してあなたと見解を異にするものではなくて、自由党の人後に落ちない忠誠を議会に誓っておると私は思う。しかしながら問題はその民主主義と中立——私はだからあなたに困るような質問をしてないのです。中立主義というものを言い切ることが困難であれば自主独立の外交方針をとるということは、あなたの先ほどの答弁は私は解釈していいかということをお尋ねしておるのです。民主主
それで大体私は外交方針の輪郭がややつかめました、終戦以来、日本も従来のいきさつもございまして、一挙に理想通りの境地に達することはなかなか困難でありましょうが、今の言明の通り、自主独立の外交方針をとるという信念は、具体的に、徐々に達成していただきたい、私はこう思うのです。 そこで、その前提において私がお尋ねいたしたいと思いますことは、現内閣はアジア諸国との親善関係あるいは互恵繁栄の原則を打ち立てるべきだ、施政演説でも強調されました。私はきわめて同感であります。けれども、アジアの問題を論ずるに当りまして、中華人民共和国の存在を無視するわけにはいきません。これは共産主義、民主主義、資本主義とはイデオロギーを別にいたしまして、わが日本の
大へんけっこうであります。私はそのお言葉に信頼いたしまして、こまかいことはお尋ねいたしませんが、チンコムによる戦略物資の輸出に対する制限、これをアメリカが最近強化するとかなんとかいうのでありますけれども、アメリカの立場は立場、日本の立場は立場であります。同時に本来これはダレス構想の一つでありますけれども、かつて大陸を封鎖して成功した歴史はございません。ナポレオンにおいてしかり。そこでこのチンコムによる戦略物資の輸出禁止という問題でありますが、日本とアメリカとの今の関係から申しまするならば、やはりそうむげにアメリカの意向を無視して輸出するということも困難でありますから、やはり戦略物資に属するものは遠慮した方がいいと思うのですが、戦略物
私は大体あなたの立場としては中共問題では、可能な範囲内にお答えになったと思うのです。なお私は具体的なことで申し上げたいことがありますが、お立場を尊重して、省略して、次にお尋ねしたいことは、東南アジアに対する親善並びに貿易の方策です、これはあなたは御存じの通り、私は先ほど池田さんとあまり言葉のやりとりで不愉快なことを言い合うと血圧が高くなるから、省略したのでありますが、しかしよくないのであります、それで私は政治家の議論というものは、もっとすなおにしたらいいと思うのです。池田君の議論はすなおでないのです、私は事のついでに申し上げておきますが、あなたには敬意を表している。しかし政治家として好漢惜しむらくは謙遜を知らぬ。そこで私はその点を先
私はあなたの御説の通りだと思います。東南アジアの問題を取り扱うのに、個々の国がありますけれども、一つは私は日本人それ自身の従来の貿易哲学というものを変更しなければいかぬのじゃないか、それはやはりそれらのおくれた国々の経済の発展と成長の中に日本が生きる、品物を売って金をもらうということの従来の貿易の考え方よりも、お互いに生き合う、助け合うという立場において、従来の貿易哲学というものはある程度まで日本が変更しなければならぬのじゃないかと思います。そこでただいまあなたがこれらの国々の開発にとおっしゃったのでありますが、それも一つの方法です。私はあげ足をとるわけではありませんが、東南アジアの国国は、あなたの出光の外交官がどう報告されたか知り
あなたは議会を終ったら、これらの諸国を歴訪されたいという希望を申し述べられた、それに対してこれらの諸国を歴訪して、経済的政治的に何かの対案があってお出かけになるのですか。あればその構想を承わりたい。
私は政治問題は別といたしまして、これら後進地諸国の工業化に対する援助指導というものは、国連を通じて受けたいということがアジア・アラブ二十数カ国の要請です。これに対して国連を通じて援助するということが、一番誤解のないそうして彼らが今要求しておることなんですから、手っとり早いことだと思う。この要請に、国連を通じて援助するということにあなたは御協力なさいますか。
あなたは先ほど来すなおにお答えになっておりますから、私は別にあげ足をとらない。あげ足をとらないが、あなたの意思と出先とは食い違っておる。それは重大なことで、あなたが訪問される前に解決しておかなければならぬことがある。それはアジア・アラブ諸国が二十数カ国連名で、国連に対しまして後進地開発に対する特別委員会を設置してもらいたい、この要請に対しまして国連がそれを取り上げまして、特別機構を設置し、そうして後進地の工業化の問題について資金と技術と資材の援助を与えるという提案をいたしましたときに、これに対して日本国代表は反対している、反対の理由はどこにあるか、これはあなたの先ほど来の言明に反することなのでありますが、この後進地諸国の工業化に対し
資料を差し上げておきます、反対した理由が書いてあります、普通なら一本とるところだけれども……。 次に私はあなたにお尋ねしたいのは、今国会初めから今朝にかけまして問題になりました原子力部隊の設置あるいはロケット砲弾、それは政府が否認されましたから私はそのまま了承いたします、そこでそれと関連して問題になるのは、去る十一月行われましたアメリカ、日本、韓国の三国防空演習であります。これは私はまず第一番に憲法上の疑義があります。同時に自衛隊法に違反いたします、第三に内閣官制に違反いたします。行政組織法に違反いたします。しかし私は今それらの各条項について違反事項を列記しようと思わない。これを政治的に取り上げてみますと、伝え聞くところによりま
そういう答えをするからあなたはいかぬと私は言ったのですよ。あなたはこれから伸びる政治家なんだから、そういう子供だましみたいなことは答弁してはいけません。私がこのことを聞くのは、臨時総理大臣に対してお伺いするのです。ほかでもありません、この演習が行われた歴史的皆無というものは、中東に対する米ソのつばぜり合いが軍事的に行われたということです。アメリカはすでに第六地中海艦隊、第七艦隊に対して戦時体制を整備することを命じた直後であります。中東に発生した不幸なできごとが、ついに第七艦隊の戦時武装にまで発展するという危険な状態が生じております、これを背景といたしまして三軍の防空演習が行われた。あなたは十一月何々と申しましたけれども、演習の行われ
訓練にいたしましても時期が悪いと私は思う、これはあなたのあげ足をとるわけじゃない。私は訓練なら訓練のように自衛隊自身が日本の天候を考え、空軍の整備の状況を考え、充実したときを考え、そして国際間において誤解を生じないときを選んで、日本の空をどう守るかというときの独自の判断によってなすのであって、ときたまたま歴史的背景があり、指揮するものは事実上アメリカ空軍であり、韓国が参加する。これは単なる演習と考えられますか。私はそこで将来においてこういう演習をなされる場合においては、自衛隊があることがいいか悪いかの議論は別といたしまして、こういう演習をなされるときには、国の内外に対して誤解を与え、国民に重大なる不安を与えるような演習はしてもらいた
これは単に訓練だとお答えなさるより仕方がないと私は思うのです。私はそれより仕方がないと思うのですが、先ほど申し上げましたように、時期はよく選んでいただきたいと思います。 私はそこで日本の——将来あなたが自主外交、あるいは中立政策ではないが、自主的な方向をとろうということについては、極力そういう方向をとっていただきたいと思うのでありますが、私はこのときに、あなた初め今の閣僚諸君が思い起していただきたいのは、日ソ交渉が成立したときの声明です。この日ソ交渉が成立いたしましたときに、内閣の意思によって重光さんが声明したのは、東西のかけ橋になるということです。私は、なかなか困難であるけれども、今でも日本の政治家はその心がけを捨ててはならぬ
これで終ります。(拍手)
ただいまの松野君の御質問の中にいろいろ誤解があったようでありますから、最後に簡潔にお答えいたしておきます。 あなたの御質問の中の誤解が、あなたの口を通じて国民に誤解を与えることを懸念して、一言私はお答えいたしておきます。 私の方の予算案について、これはインフレーションの要因になるのじゃないか、しかも国民を貧窮せしむるところのでたらめの予算であるというおしかりを受けましたけれども、私どもはそう考えておりません。と申しますことは、何と申しましても社会主義の進歩と成長の過程において提出いたしました予算案でありますから、神ならぬ身として万全なものではありませんけれども、可能な限り理想に近づけたつもりであります。 そこで、私どもの