佐々木委員には非常に誤解がある、こう思うのです。私は国際法については幾分の知識はございます。しかし外交はすべて国際法により支配されるものではないのです。国際性という面容、外交は非常に広いものでございます。従つて外交問題を取扱うときに、その方式というようなものを限定して考えるということは、外交の本質に私は反しておる、こう思うのです。第三国を通じて話をするのもその一つでございましようし、また外交問題の解決に、国際連合のような国際機関を通じて解決することも一つの方法でございましよう。しかし、それ以外にたくさんの方式がおる、要するに問題の性質、問題の起つたときの国際情勢その他によつて千変万化する、今までない方式も考え出すというくらいの知恵を
