私はここにその新聞の切り抜きを持っておりますが、これにはかなり詳しく具体的に、外務省の幹部会の椎名外相の訪ソに対する日本政府の態度が出ております。これをまさか忘れておられるはずはないと思うのでございますが、この中にかなり具体的なことが書いてあるのです。ちょっと読んでみますと、「米国の和平工作に対する四日付の北ベトナム外務省の声明は、従来の強硬路線を繰返してはいるが、完全な拒否とは受取れない」、こういうことが第一点に取り上げられております。第二点は「北ベトナムには、中国の圧力が強いとはいえ、北ベトナム政府の真意は、すでに平和な国内建設を望んでいると見られるので、和平工作を始めた米国の真の意図が正しく理解されれば、話合いに移る可能性が考
