いま条約局長の言われたような点については、法律解釈上の問題があると思います。これはわれわれの見解と政府の見解とが一致しないという点があると思いますが、私は、条約の解釈だけの問題を取り上げておるのではなくて、アメリカが信託統治の意思があるないにかかわらず、すでに二十年以上経過している今日、いまなおアメリカが施政権を返還しないということは、これは国民感情にも反することだと思うし、また同時に、特に沖繩の住民の強い祖国復帰の、これは思想、信条を越えての願いにも反することだと思うのでございます。条約上のいろいろな解釈の問題についてわれわれの考え方と政府の考え方との間に食い違いがあるといたしましても、政府の基本的な姿勢としては、こういう沖繩住民
