私に出発前に話されたとおり、政府としての発言とは、私はいまも受け取っておりません。一個人として中曽根さん自身がここで明言されておられるのでありますから、その範囲は出ておらないと私は思います。ただ、いま井上先生のおっしゃったような、かりに提言というようなことであるといたしましても、それはあくまでいわゆる意向を打診するという範囲のものであると実は思いますけれども、もし総理や外務大臣とかなり詳しいお話を——との程度なさっているかわかりませんが——なさっているとするならば、いま、もう少し出発前に詳しい話をしていただけたらというような気持ちはいたします。
