先生がすでに御指摘のように、七章の経済制裁という問題は、これは国連の安保理事会の規則では九票の単純多数の表決を要するわけでございますが、現在の見通しは、すでに御指摘のように九票が容易に集められるかどうかという点については相当な疑念を持たれておるというのが率直なところ実情であろうかと思うんでございます。それからもう一つは、わが国は常任理事国、非常任理事国でもございませんので発言の義務があるわけではございません。しかし、問題に対するわが国の関心はもちろんそれなりに高いわけでございますので、まあ仮定の問題になるわけでございますが、そのときの実情に即した判断をする必要があるかと、かように考えておるわけでございます。
