現在の関税率表、物品の分け方が、率直に申しますと、非常に厳密、科学的ではございますけれども、いろいろな産業の生産品の多角化あるいは進歩によりまして、経済的に税をかける、こういうぐあいな立場で見ましたときに、そこまで区別せぬでもいいじゃないかというものが非常に出てきております。代表的な例として申しますと、たとえばエビ、生きているエビでございます。これを海からとってそのまま乾燥したエビと、それから水に一たん入れて煮沸してそのあと乾燥したエビと、これは関税率も、いまそのまま乾燥したのが七・五、一たん煮沸したものが一五%、こういうように関税が分かれておるわけです。これは現実に荷物が入ってきたときにとても区別がつかない。また経済的にいいまして
