時間がございませんから、今の点は重要な点だと思いますが、次にもう一つ統一解釈について承っておきたいのでありますが、ベトナムについては今までお答えになっていないが、ベトナムは入りますか、入りませんか。
時間がございませんから、今の点は重要な点だと思いますが、次にもう一つ統一解釈について承っておきたいのでありますが、ベトナムについては今までお答えになっていないが、ベトナムは入りますか、入りませんか。
陸上の接触点ということではわかりませんが、そうするとベトナム全体は入らないということなんですか。海岸との接触点だけですか。接点だけですか。
そうすると南ベトナムも入らないということなんですね。
そうすると南ベトナムは入らない。海域とは、この間からの質問の中にもあなたがお答えになっておりましたが、その海域の接点というのは、公海から領海に移るその接点を意味しますか。これはどうなんですか。
藤山さんに申し上げておきますが、われわれが切っているんじゃないですよ。政府が統一解釈として切ってきたんですよ。沿海州、中国沿岸は入らない。北千島は入らない。北朝鮮は、三十八度以北は入らないとあなたの方が切ってきたんですよ。あなた方が切ってきたから私たちは厳密に聞いておる。今のベトナムについては、公海から領海に至るその接点までは入るけれども、それ以北については入らない。従って南ベトナム、ラオスは入らない、こう確認をしておきます。間違いございませんね。
そうすると、あれだけもんで相当政府は無理押しをして賠償を払った南ベトナムは入らない、こういうことなんですね。間違いありませんな。南ベトナムは入らない。
今の質問に答えなさい。
私は政府が厳密な統一解釈をしてきたので厳密にただしておるので、大体、おおむねでは困る。よその地域の問題を論ずるのに、大体このくらい……。地図の上では非常に広範囲ですよ。だから厳密に、先ほどあなたが言った、公海から領海に入るその接点だということならば、当然これは南ベトナムもラオスも、もちろん北ベトナムも全然入らない、こういうふうになってくるので、そうかと私は聞いておる。入るのか、入らないか。
あなたの言われておることと、総理がここでわが党の横路君に言われた統一解釈でいった一つのはっきりした線と、言っておることのニュアンスが非常に違いますよ。あなたはおおむねという……。金門、馬祖については、あなたは、はっきりこれは入ると言っておる。米華条約に入っていない金門、馬祖ですら、あなたははっきりこれは入ると言う。ところがベトナムについては、おおむねだとか、大体だとか、あるいは陸上奥深く行くとか行かぬとか、非常にあいまいだ。南ベトナムは入るのか入らぬのか、もう一ぺん答えて下さい。
入りませんね、それじゃ……。はっきりしていない。
そこで私はこれを集約して外相の見解をただしておきたいと思うのであります。今まで数次にわたる当委員会で、一体今度の新安保条約でいう極東の範囲というものはどうか、およそそれについて政府の考え方をわれわれはただしてきました。そこで残されておりました問題について、今私は金門、馬祖の問題、それからベトナムについては今はっきりいたしました。この統一解釈について、はたしてアメリカとの間に合意が得られておるのか、また意見の相違がないのか、この点は条約上きわめて重要な問題であります。これについて今までの首相並びにあなたの答弁をずっと拾ってみますると、こう言っておる。首相は参議院の本会議でわが党の佐多議員の質問に対しては、合意は得られていないが、意見の
そこで私は伺いたいのですが、昨日、米国の国務省は、ロイター通信の質問に答えて次のようにいっておる。ロイター通信によりますと、米国務省は十日、「極東の定義に関するロイター通信の質問に対し、『極東の正確な地理的定義を下したことはなく、また今定義づける意向もない』と答えた」。そうしてこれは各新聞が全部内容が一致しておるから、おそらく間違いないと思います。「正式回答次の通り。極東の定義は新安保条約交渉の過程で検討されなかった。」根本的に違うでしょうあなたは、交渉の過程で話し合いをして意見の一致を見た、相違はなかったと言う。それからその次、「われわれは正確な定義を下すことに努力したいとは思っていない。極東ということばは前条約にもはいっている。
日本の新聞のみならず、アメリカの新聞も信用できない、政府がこういうことになりましたら、一体国民は何を信用していいのかさっぱりわからないのでありますが、ともかく、少なくとも正式見解として、新聞社の公式な質問に対して答えた記事についても、あなたは信をおかないと言う。しかし、私どもはこれを信用いたします。少なくとも常識上もあり得ることではないかと思うし、またこれは、ロイターがはっきりその回答を得たとして、同じように各国にその正式回答というものを流しておる。これについてすらあなたが知らないと言うことは無責任である。またそれについて、おそらくそういうことはあるまいと簡単に否定することも、これは新聞を信用しないあなた方のまことに不可解な態度だと
それならば、この正式な回答をしたことがあるかどうかについての事実を、あなたは調べられますか。その点についてどうなんです。
ここであなたは、ともかくそういうことは知らない、こう言っているのですから押し問答になりますか、私は、ロイターの正式な質問に対して、公式回答としてかくかくのことを答えたかどうかということについて、事実を調べて、私の質問に関連して当委員会に御報告願いたい。お約束できますか。
今わが国の国民は、この極東の範囲の問題について、少なくとも政府が述べていることと、それから外電が伝える、いわゆるアメリカの意向というものとの間に、大きな食い違いがあるということを認識している。そして政府が統一解釈として限定して述べていることが、はたしてどこまで信用できるのか、どこまでほんとうのことを言っているのか、非常に深い疑惑に包まれている。もしこれがロイター通信のごとく、今の統一解釈について、はっきり国務省の了解を得ていないということになると、これは重要問題です。そうでしょう。今度の条約の中で最も重要な部分を占めている、いわゆるわが国の安全に関係をする極東の平和と安全を守るための極東の範囲というものは、一体どこまでなんだ、どの地
そこで次に伺います。この条約にいう極東の範囲に、かりに紛争が生じたとする。そこで事前協議が行なわれ、その結果日本はこれにイエス、よろしいと答えた。そこで在日米軍が出動するということになる。その場合の在日米軍の行動範囲というものについて、日本が規制することができるかできないか、お伺いいたします。
重要な点がぼけておりますが、その場合に在日米軍の行動範囲、言いかえてみると、戦略上とるいわゆる軍事行動、その軍事行動まで事前協議という形において日本が相談にあずかる、またある場合においてはそれをチェックすることができるかどうかと私は聞いている。
どうもはっきりしませんので、もう少し分析してお尋ねいたしたい。紛争が起きて事前協議が開始されたときに、まず問題になることは、出動することが日本として了解できるかどうかという問題、いわゆる出動についてのイエスかノーか、今までのお答えなり常識的にも、この点について重要な事前協議をして諮られることは間違いないだろうと思う。ところがいよいよこれは出動してもいい、する場合に、今度はそれぞれ米軍の指揮系統、統帥に従って軍事行動をやる。そういった軍事行動、出るか出ないかということについてイエスかノーかを言うばかりではなしに、どこまで出るか、どういう行動をとるかということについても協議にあずかれるかどうか、こう私は伺っておる。それはどうですか。
そうしますと確認をいたしますが、事前協議は、出ることがいいか悪いかという協議だけではなく、それに付帯して起こる米軍の軍事行動範囲、そういったものまで協議の対象になる、こういうふうに理解をしてよろしいのですか。