これは特に私立関係の大学の場合に言えることなんでありますが、文科とそれから理工科のバランスというものが、実際の要請とは非常に逆の形になっている。これは私もたびたびそういう意見を申し上げたわけであります。そういう現状が今日の新制の既設の大学の中にあるわけですね。ですから、かりに新しいものを作るにいたしましても、それを通じてやはり考えていかないと、片一方で、そういうバランスを何らかとって新しいものを作るのだ、こういう形は、これは財界の方で人を雇い、お使いになるというお立場の問題ではありますけれども、そういう観点から、私どもとしては非常にいい表現ではありませんが、そういった時代の要請ということを考えれば、どうもそれは一面だけしかとらえてい
