そこで、四十八年度の今回の補正予算を出されるについて、その前提となる経済見通しを改定されましたですね。それを拝見いたしますと、非常に大きな改定をされておる。改定というか、見通しの訂正をされておる。この見通しの訂正は一体何がゆえに生じたか。これは大蔵大臣、どうあなたは認識されていますか。
そこで、四十八年度の今回の補正予算を出されるについて、その前提となる経済見通しを改定されましたですね。それを拝見いたしますと、非常に大きな改定をされておる。改定というか、見通しの訂正をされておる。この見通しの訂正は一体何がゆえに生じたか。これは大蔵大臣、どうあなたは認識されていますか。
あなた、えらい自信たっぷり言われましたが、そうですか。私はちゃんと読んできているのですよ。でたらめというか、大ざっぱな話を聞いているのじゃありませんよ、ここでは。正確に言いなさい、正確に。
物価動向一つ見ましても、いま御説明のあったように、卸が二%の想定、これが一七%ですか……(「二〇か二二か」と呼ぶ者あり)いやいや、経済見通しの中では一七と書いてある。私は読んできてやっていると言っているじゃありませんか、あなた。大ざっぱな話をするんじゃないというんですよ。
補正予算の前提になる経済見通し、政府がこれを出してこられたのを見て私は質問しているんですよ。いまのあれなら二二%です。だからあなた方の今回の補正をされたその経済見通しには、卸を二、それを一七とやっているでしょう。違いますか。だからとりあえずそこだけを私はいま議論しているんですよ。それにしても八・五倍。それから消費者物価、CPIは、五・五が二二と是正されておる。だから、これの適否については別の問題があるんです。それはあとで議論いたしましょう。しかし、いずれにしても卸においては八・五倍、消費者物価においては少なくとも三倍近い狂いが生じておる。その狂いはなぜ起きたんですかと私は言っているんです。あなた方はこれを作成するときになぜそんな狂い
いずれにいたしましても、この政府みずからの経済見通しの中で述べられることは、これは、せんだって本会議で田中総理が所信表明として、あたかも今日の、あなたのことばをもってすれば物価騰貴、われわれの認識からすればこの異常なインフレの原因というものは、主として他動的原因をあなたはあげられているんですね。しかし、あなたの内閣がつくられた今回の経済見通しによると、明らかにみずからの失敗を認めておるんです。円切り上げのタイミング、金融引き締めに対する態度のタイミング等々ですね。これは明らかに私は違っていると思うのです。御意見があれば御意見をおっしゃってください。企画庁、違いますか。私の申し上げたことが間違いですか。経済見通しの中でそういうことは触
そんなこと聞いているのじゃないですよ。円切り上げのタイミングは、それじゃ間違っていませんでしたとあなたはいうのですか、間違っていたというのか。金融引き締めの適切な時期、その判断が正しかったというのか、誤っておったというのか、それはどうなんですかと言っているのです。それが前提でしょう。
いまや、間違っていたということは、これは学者の間においても経済界においても常識なんですよ。しかも、あなた方のこの作成過程におけるあれは明らかにそれを認めておりますよ。きょうは国民の皆さんが聞いておるわけだから、いや、円切り上げのタイミングは全然間違っておりませんでした、金融緩和のタイミング、引き締めのタイミング等々もこれはすべて正しかった、そのことをもしここでおっしゃるならおっしゃってごらんなさい、また別の角度から私は議論いたしますから。
先ほどからだいぶ総理も率直にいろいろ見解を示されたので、私はこれは非常にいい傾向だと思ったのですが、まただいぶおかしな答弁が出てきていますね。だから、誤っておったと——私は決して結果を追及しておるのじゃないと言っているでしょう。見通しに対する結果はいろいろな考え方があるでしょう。しかし、起きた事態については率直に認めなさいと言うのです。そうしないと政策の転換とか是正ということはできない。そういうこだわりがあるからだめなんですよ。それを捨てなさいと言っているのです。だから、間違っておりましたと言ったからといって、けしからぬと私はここで声を大にして言うつもりはありません。そんなことは国民が判断しておるのですから。誤っておったならば、それ
そういうようなきめこまかい対策をやりつつ、また基本的な要するにインフレ対策をやりながら、それをいつを目途に安定させていきたいのか。物不足、物価騰貴、この二つの問題をからめて、いつ目途に政策運用をされておるかということが一つ聞きたい点なんです。
政府の伝えられているいろいろな政策を私なりに総合判断をしますと、今後のそれらに対するまず的確な——的確というのはなかなかむずかしいと思いますけれども、想定が必要だと思うのです。計画には必ず想定が必要です。その想定が全然どこにも出ていない。ただ、そこはかとなくわかるのは、とりあえず三月末までこうしよう、総需要の抑制にしてもまあそこまではどうにもなるまい、来年も何とかせなければいくまいといったような程度の判断しかおありにならぬような気がするのです。この点について、本会議での質問に対しても、大蔵大臣も、それから中曽根通産大臣も、物価についてはなかなかわかりません、石油については神さまだってとてもわからぬでしょうなんというような、植木等の歌
解説はひとつ簡潔に総理、お願いいたしたい。 私がお尋ねしているのは、そういう個々の大筋としての対策、総需要の抑制なり民間設備投資の抑制等々のそういうものから始まるきめこまかい対策を否定するものではない。方法論については、いろいろ意見がありますよ。意見はあるが、それよりも、そういうことをいつまでやって、いつの時点にどういう物価安定をさせようと政府はお考えになっているか、そこが基本なんだから、少なくともそれに対して、むずかしい問題だけれども、あなたはその方針を明らかにする必要があると申し上げているのです。お答えがありません。しかし、これがないと、いま幾ら国民に協力要請をしていこうと、私は、なかなか国民の不安というものは除去されない、
総理、ちょっと大事な点ですね。いま総務長官お答えになりましたこと、おわかりですね。——九月の勤労世帯の収入は名目で一六・一、実質ではわずか一・六%、その差は物価騰貴なんです。だから、名目は幾らふえても家計の実収入はふえておらぬということがここに如実に出ている。それに対して支出はどうかというと、名目で約二〇%でしょう。一九・五だ。それから実質でも四・二%。収入の伸び一・六、家計の支出の伸びが四・二、マイナスでしょうが。今日、そういう勤労世帯、勤労者の生活状況下にあるわけです。 そのときに、あたかも消費支出が物価騰貴の原因であるかのごとき考え方、そういう政策をとるということは、私は間違いだと思うのです。しかも、消費支出の実質内容とい
その大きなことというのは何ですか、一体。また絵にかいたもちですか。大きなことというのは何ですか、一ぺん聞かしてくださいよ。ひとりのみ込みしないで、みんな言ってくださいよ。いいことだったら賛成しますよ。大きなことというのは一体何ですか。
来年のことを言うと鬼が笑うというのは、昔から言ってきているのですよね。ましてや、五十年なんということは、私も信用いたしません。国民も信用していないでしょう。そんなことよりも、ことしとりあえず——十二月になれば、今度は非常に大きな年末調整でしょう。そういう中で、やはりほんとうに家計はきびしいのだし、たいへんな期待感を裏切っているわけだから、せめて——五千億円で済むのですよ、年内は。来年はまたひとつでっかいことをあなたにやってもらいましょう。とりあえず、小さくてもいいから、年内の減税はおやりなさい。 同時に、もう一つ考えなくちゃならぬのは、非常に古くさいことばで恐縮だけれども、昔から言うじゃありませんか、民は乏しきを憂えず、ひとしか
けさのテレビの報道によりますと、フランスも公共料金の一カ年凍結を断行いたしましたね。それから家賃、地代等の凍結も断行したようであります。私は、昨年二月の西ドイツの例は、これはわが国にとっても大きな他山の石になると思うのだが、西ドイツの例を見ると、いま私が申し上げました過超利得についての吸収は実にきびしくやっておりますね。しかも、それを連邦銀行が政府の特別勘定としてこれを凍結までしておる。なぜ一体日本がそれをやらないか。あるいは、この間本会議で、あなたは、特別な国債を検討しておると言いましたけれども、すでに西ドイツでは、安定国債として資金吸収策をはかっておる。そういう総合的な対策は、いまあなた方は、総需要の抑制と、それから石油の行政指
ぜひやれるものから手をつけて、国民の協力を求めるべきである、私はそう思います。 だいぶん時間も切迫をいたしてまいりましたので、あと二、三問お尋ねをいたしたいと思いますが、けさほどの新聞あるいはテレビニュースでも、非常に重大な危機だとして、一つは電力の問題、それから一つはタクシーのプロパンガスの問題が報道されておりましたが、私はふしぎでならぬのです。 まず、石油について、全体としての需給見通しはどうなっているのだろう。もう時間がありませんから私のほうから申し上げますが、大ざっぱに言って、本年度の全体予想が大体三億キロリットルといわれておった。通産省は、二億七千万キロリットルぐらいになるであろう、こう想定されておる。そういたしま
通産大臣、いま使っておる石油ですね、ちょっと値段をお尋ねしておきたいと思うのだが、輸入原油の価格はリットル当たり幾らになりますか。聞いた点だけ答えてください。
そういたしますと、従来——ちょっとエネルギー庁長官、現在入っておる原油というのは、バーレル四ドルじゃないでしょう。三ドル十セントでしょう。違いますか。——そこにおってください、ちょっとこまかいことを聞きますから。これは大事な点なんですよ。
ちょっとそこにおってください。 そうすると、それをリットル当たりに換算すると幾らになりますか。大体六百円ぐらいでしょう。違いますか。六百円ちょっとだ。
そんなことぐらいがわからなくて、エネルギー行政を一体やれますか。国民はバーレルで買っているのじゃないですよ、リットル幾らだ。——もう時間かないから私のほうで言いましょう。