運輸大臣に伺いますが、あなたの方は移民を輸送するために政府から補助金をとっておられますが、三十六年度の補助金はたしか一億四百五十一万、これは何名の補助金としてとられておられますか。
運輸大臣に伺いますが、あなたの方は移民を輸送するために政府から補助金をとっておられますが、三十六年度の補助金はたしか一億四百五十一万、これは何名の補助金としてとられておられますか。
予算を要求された推算の基礎、何千名に対する予算を組まれておるか。
ちょっと大臣、政府委員から……。これは一億四百五十一万円という要求をなさってとった、それがあるのですね、それは三十六年度においてどのくらい輸送するという見当でおとりになったか。
外務大臣は目標を一万一千名に置いておられる、そうして運輸省は七千三十五名ができるものと予想されておる。そうすると、この移民計画の目標というのは、運輸省と外務省ではちぐはぐで、一貫した目標になっておらぬという感じを受けます。これは小坂さん、どうですか。
そうすると外務省としてはそのオランダ船に対して払うのは、やはり四千名の金を払うわけですか、七千三十五名、一万一千から引いたその計画はできておりますか。
これは非常にかわいそうだと思います。大体十万円以上の金が要る。船賃十万円じゃ足りません。それを政府が予算を取らずに一万一千という計画を立てながら、政府の補助は七千名に削って、四千名は切り捨てて勝手にオランダ船に乗っていけというのは、はなはだ受け取れませんが、いかがでございますか。
次に今までの実績を見ますと、計画目標よりも実績がはるかに下回っております。この下回っている原因がどこにあるか。計画がずさんなのか、それとも実行上の手違いがあるのか、あったとすれば下回った原因が受け入れ態勢の不十分か、募集方法の不十分にあるか、輸送方法の隘路にあるのか、どうお考えになりますか。
昭和二十九年七月二十日に、海外移住者に関する事務調整についての閣議決定がなされております。ここにありますが、これは農林大臣も外務大臣も御存じであり、またその線に沿ってやっておられますか。まず周東農林大臣。
それじゃこの閣議決定の結果でき上がりました海外移住連絡協議会、これがあります。これは一体、昭和三十一年の三月以降一回も開かれておらない。今、高木局長が答えたところによると計画よりも実績が下回っている。それについて受け入れ態勢が不十分である、また輸送に隘路がある、送り出し方法についてもずれがあるというならば、それを調整するために、閣議決定されているこの線に沿って作られた移住協議会が、三十一年以降ただの一回も行なわれておらないのはどういうわけだ。何のために作ったか。
それじゃ改めて承りますが、移住審議会。移住審議会の会長沢田節三さん。その人が池田総理に宛てて、海外移住に関する当面の振興方策についての答申書をお出しになっております。これは昨年の八月十日です。この答申書の内容は農林大臣、お読みになりましたか。大臣でなかったら政府委員でいいです。
小坂さんもお読みになっただろうと思う。私が今ここに指摘したいのは、過去の農林省と外務省がけんかばかりしている。ことに岸内閣においては藤山さんと福田さんの仲が悪いのみならず、農林官僚と外務官僚が角突き合わしている。これが一番大きな隘路でした、残念ながら。今度幸いにして小坂さんと周東さんですが、これはきわめて仲のいいお二人ですから、前任者が岸内閣時代に犯された欠点をお二人の手で根本的に改めていただきたい。その気持についての農林大臣の所見を承りたい。
閣議決定の方針によりますと、移住の主務官庁は外務省です。その移住先における土地あっせん、営農資金の融資等は海外移住振興株式会社。国内の募集、送り出し、定着等は海外協会連合会及び地方海外協会が一貫した主軸をなして、それに対して外務省関係は協力しなければならぬ、農林省関係どう考えておるのか。この根本方針について農林大臣、御異存でございませんか。あなたの下僚はこの方針に違反しておる、農林大臣。
先ほど申し上げましたように、閣議決定の趣旨は、外務省は主務官庁、そして海外における仕事は海外移住振興株式会社、日本におけるものは日本海外協会連合会、それが中央組織で、下部組織は地方海外協会、こうなっておるのですが、それならば予算は、金はそのルートに沿うて流さなければならぬ、常識上。ただ非常に解せない問題は、こういうルートを予算面において遮断をしておる、分断をしておる、大蔵大臣、あなたの方から、ことしの予算を見ると六千二百五十八万円という補助金が外務省を経由せずして、農林省の窓口から地方海外協会に配られておる、大蔵大臣は予算を編成するときに、閣議決定の趣旨を間違えて農林大臣に圧迫されてそこに持って行ったのですか。これは非常に大事な点で
こういうむちゃくちゃな体系を乱したことについて、小坂外務大臣は満足をされますか。
これは歴史的に見ますというと、二十九年の閣議決定の線は、三十三年度の予算までは正しく守られてきた。三十四年度で突然乱れ初めた。この内容を検討してみると、これはちょっとまずいことがある。全拓連の副会長をしておる平川君、これは満州の官吏です。岸前総理と非常に親しい。それで福田さんが農林大臣になられた。そこで岸、福田、平川の線で強引に閣議決定の線を押し切って、そうして大蔵省に圧力をかけて、当然流すべき外務省経由のものを農林省に切りかえた。その証拠に、ことし一月七日の自民党の外交部会で決定しておるでしょう。一月七日、外交部会の決定事項は、少なくとも地方海外移住協会の基本人員の経費と移住に関する宣伝啓発費は外務得を通じて地方海外協会に交付する
今年は誤ったが、取り返しができぬから、来年は筋を通そうという言明と承知してよろしゅうございますか。
周東農林大臣、これを認めますか。
これは、農林大臣、日本海外協会連合会というものの成り立ちを御存じないから、そういう農林官僚に誤解が出てくる。これは何も外務省の外郭団体じゃないのです。戦前から各地に移民関係の連合会、組合ができておった。それを戦後復活して統一されたのが日本海外協会連合会、これは非常な歴史を持っております、過去において、実績を持って。この移民事業というものは、公務員の片手間でできる仕事じゃない。財産の整理から、応募から、そうして向うへ行って定着するまで十年かかる。その十年間かかる移民のむずかしい仕事を、公務員で一年、二年でいすをかえる連中にはまかせられない。民間で経験と情熱を持った者が、あたたかい気持で長く世話しなければならぬ。そういう意味におきまして
では農林大臣にお伺いいたしますが、全国拓殖農業協同組合連合会、これはどういう目的で、いつごろ作られて、その中心人物はだれですか。
農林省の予算からこの民間団体に三十六年度どのくらい補助されましたか、政府委員から……。