私の言うのは、それほど明らかに指摘した、その生徒に間違った思想を与えるものがあるのです。四月一日から売られておるのです。現在売られておるのです。ですから、それほどはっきりしておるのならば、あなたの方は責任を持って出版社なり、地方の教育委員会なりに、この中教出版の日本の社会という本には疑点が多いから、これは買わないようにしろ。作るのは御勝手だ、買わなければいい。こういうことを責任を持っておやりになるかどうか。
私の言うのは、それほど明らかに指摘した、その生徒に間違った思想を与えるものがあるのです。四月一日から売られておるのです。現在売られておるのです。ですから、それほどはっきりしておるのならば、あなたの方は責任を持って出版社なり、地方の教育委員会なりに、この中教出版の日本の社会という本には疑点が多いから、これは買わないようにしろ。作るのは御勝手だ、買わなければいい。こういうことを責任を持っておやりになるかどうか。
私の言うのは、多数の横暴は、もちろんこれは戒めなければならぬが、ドイツの社会党なんかは、国会というものを尊重するために、多数で破れたら、それは暴力に訴えないで次の選挙に批判を求める。そんなことが一つも書いてないですよ。だから、私の言うのは、多数の横暴を制するとともに、少数も民主主義を守って、暴力に訴えないで国民の批判によってその功罪というものを問うべきもんだということを教えない限り、その木はとにかく自民党というか、保守党が何でもかでもしたいほうだいなことをしているという印象を受ける、それをなぜ修正しないか。
ですから、私の言うのは、それは三十七年度からその次の教科書ができるでしょうが、現にあなたの持っておられるのは売られているのですよ、今。三十六年の四月一日から子供がそれで習う、そういう疑問を投げながら。だから、それをとめる方法はないかということです。わかっているでしょう、それをなぜやらないか、大臣一つお答え願います。
金にかえられない大事な問題です。予算がないから、間違ったものを知りながら子供に教えるということは、金にかえられませんよ。そんな政治でどうする。一億や二億の金にかえられないでしょう。また、今の先生がそれをのみ込んで直してくれればいいが、あなたの信頼しておらない思想の人もたくさん入っておる。その自発的な意思によって、教科書にはこう書いてあるが、これはこうしなければならぬということを説明する先生が何人おりますか。そういう意味でありますから、教科書というものは金にかえられない、間違いがあると思ったらこの四月一日の発売を禁止して、そしてそれは国家が補償すべきもんだ。金にかえられない童心をつちかう。金でこの問題解決することは私はけしからぬと思う
昭和三十六年度予算案を拝見いたしますと、所得倍増を政治目標となさるだけありまして、物を作る面の予算はふんだんに取られております。しかし、人を養う面において、どれだけの熱意をお持ちであるかどうか、私はこの見地から関係大臣の所信をただしたいと思います。 まず最初に、文部大臣に池田内閣の文教の基本政策を承りたいのでありますが、まだ御出席になっておらぬようであります。委員長……。
じゃ荒木文部大臣に、最初に池田内閣の文教に関する基本方針を承りたいと思います。
大へん御丁寧に御説明ありましたが、要約いたしますというと、この基本方針は、池田総理が施政方針で述べられておることに尽きておるのであります。その施政方針には、「すべての施策の前提としては、国民が祖国愛と良識に基づく共同生活の秩序を重んずること」であり、「文教の基本は、わが民族と国土と文化を愛し、高い人格と良識を持ち、国際的にも信頼と尊敬を受ける国民を育成することである」と述べられております。歴代内閣になかったことであります。おそらく池田さんが初めて施政方針で祖国愛という言葉を公にお使いになったのじゃないかと思います。従いまして、三十六年度の文教予算におきましては、ただいまの方針が具体的に盛られておるだろうと信じますが、前年度に比較して
じゃ政府委員から……。
大へんむずかしい御質問を申し上げて恐縮でありますが、ただいまお答えになった通り、増加額の大半と申しますか、百六十一億円が職員と先生の俸給の値上がり、それから建築施設その他に前年度の補正予算を加えますというと、私の計算じゃ六十一億、それから国立学校に六十八億、その他の目に見えない教育内容というものを広範囲に集めましても十二億であります。でありますから、大体三百億近くの増の中で、わずかに四%がこの無形的方面に向けられて、大半が職員の給与改善に充てられておる。小さい問題になりますが、教科用図書編修費とか、あるいは文教施策普及指導費、あるいは教育統計調査費、こういうものは前年度よりも減額されておるのであります、今度の予算では。でありますから
植木法務大臣にお伺いしますが、最近五年間における少年犯罪件数の増加傾向、これを数字についてお示し願いたい。
お出しになった資料から私が計算してみますというと、二十才未満の少年の犯罪件数は昭和三十年に九万七千件、それから漸増しまして三十四年には十四万件、こうなっております。この調子でいきますというと、今後五年間におそらく二十万件をこえるのじゃないか。所得倍増にちょうど並行いたしまして少年犯罪の倍増するこの傾向の世相の原因はどこにあると植木法務大臣、荒木文部大臣はお考えになっているか。
文部大臣にこのような自信とそれから良心的な情熱、それだけのものをお持ちならば、なぜ間違った日教組の幹部連中を呼んで、ほんとうにひざを突き合わせて、先輩として、大臣として、なぜ説得なさらないのか、これを伺います。(「委員長、答弁の前に、議事進行の発言があったならば、一応取り上げるのが順当じゃありませんか」と呼ぶ者あり)
いろいろやかましい議論が展開しましたが、少しお互いに頭を冷やしまして、とにかく日本の病気は、今対立にあります。大臣と日教組が対立しておる。資本家と労働者が対立しておる。野党と与党が対立しておる。この国民が心の中で三十八度線を引いておるこの病気をなおすことが政治だと思いますから、もう少し大臣はおおらかな気持で、会うものはどんなものでも会ってやろう、あなたの大先輩の松村謙三先生が文部大臣のときに、日教組の委員長が中共に行きたい、一部に非常な反対がありましたが、大臣は快く許されて、君たち中共に行ったら一つ教科書の内容をよく見てこいよと、こう言って旅行させましたら、帰ってから、小林君がわざわざ松村先生のところへ来られまして、そして中共の教育
大臣はお忙しいから、教科書を一々ごらんになるひまなんかはとてもなかろうと思います。しかし、もしお忙しい中で、現在子供たちが使っておる教科書をどれかお読みになったことがあるかどうか。もしあるとすれば、それが大臣の考えられておる文教行政と一致しておるかどうかということをまず伺いたい。
教科用図書検定調査審議会の委員の名簿はここにあります、八十名からなっております。この八十名の人と大臣はお会いになって、一番大事なこの検定に当たる人たちに、大臣の情熱と大臣の方向とを話し合われたことはございますか。
そういたしますというと、予算は取る、学校は建てるが、生徒が学校で教わっておる教科書の内容について大臣として示すべき何らのことがないと、極端に申しますというと、選ばれた八十名の委員がいいと思ったものはどんどんやっていくんだ、こういうことになるわけですか。
私は幸いに無所属にありますから金はありませんが、ひまがある。ひまにまかせて実は日本の教科書をここに持って参りました、これだけ目を通してみました、それから外国の教科書をこれくらい集めて、読めるものは読んでみたのであります。そうして日本の教科書を一通り勉強してみて、非常に不思議に感じたことがあります。それはこの中、小学で教えておる社会科の中に、私が読んだ限りにおきましては、日本の国旗、日の丸について何の説明も加えられておらない。国旗のことを言ったら反動と思われるかもしれませんが、自国の国旗を尊重するということは、他国の国旗を尊重することであります。従いまして、国際的な教養を高めるためには教えなくてはなりません。これを軽視することが、長崎
中教出版発行の、これは小学校六年生の社会科であります。その百四十ページにこういうことが書いてある、「どの国民も自分の国の国旗をもち、それにほこりを感じています。国旗には、その国民の理想があらわされているからです。」、こういうことを冒頭に置きまして、インドのところでは、インドの国旗を出しておるのであります。そうして「インドの国旗にある糸車は平和な生活の動きをしめすものといわれています。」、こう書いております。その次にフランスの国旗を見ますというと、フランスの国旗は自由・平等・博愛を示す三色旗であるとこう教えておるのであります。またソ連の国旗を見ますというと、「ハンマーとかまをしめした国旗は、労働者と農民の国であることをあらわしています
私が持ってきたのは、この一月に発行された本で、四月から生徒が習う本です。それで政府委員に承わりますが、どの会社から発行した社会科の教科書に、日本国旗についての意義が書かれておるかお答え願いたい。
当然であるが、実際どこに印刷してあるのか、ないでしょう。だからどこの出版社で発行したやつに、指導要領が載っているかということを、政府委員からお答え願いたい。