次に民主主義。民主主義という言葉が使われるのは小学校六年生の社会科で初めてです。その内容を一通り見ますというと、個人の人権尊重を教えております。しかし、民主主義の根本である順法精神、他人の人権と自由を尊重する内容は全然盛られておらない。その結果が今日の社会相となっておるんじゃないか。また、中学校社会科の憲法論ではこういうことが書いてある。「新しい憲法が、国民自身の手でつくられず、政府も世論をすすんでとりあげることができなかったのは、敗戦後の苦しい国情であったとはいえ、残念なことであった。」一応否定しております。しかし、憲法の「草案は国民によって論議され、議会でも長い間討議された。新憲法は、民主主義の原則のうえにたてられ、国民の大多数
