並行して進めるだけの金はありますか。どっちも本腰を入れてないのだ、まだ……。
並行して進めるだけの金はありますか。どっちも本腰を入れてないのだ、まだ……。
そうすると、アラビアも育てる、スマトラも育てる、こういう大体の方向はきまったのですか。
それでは聞きますが、このスマトラの油は木下商店とブリジストン、これが共同でやる、小林中氏が中に入った。ところが責任者はだれになっておりますか。社長が逃げてしまったじゃないですか。これは御存じないですか。
そんな経済企画庁ならやめてしまって、そうして大蔵省と通産省に皆さん月給をもらいにポストを変えたらいい。私は菅野さんにお願いするのはこれなんです。どうも見ておるというと、山下太郎さんと小林さんが自分の懇意な政治家にコネをつけながら、輸銀から何とか金をひねり出そうと、民間大資本を何とか持っていこうとしておる。中には、現地の政権にあの手この手を使ってうまい汁を吸おうとする。資本も小さい後進性をもっておる日本が、外国へ行って国際資本と対抗するのだから、こういう不統一な状態では両方ともつぶれるような結果になったら、だれが責任を負うのですか。現にブリジストンと小林さんが、どうもむずかしくなったから、社長になりてがない、逃げてしまった。それは御存
それはわかっておるが私の聞くのは、持ちごまが少ないのです、金が。この相手が大資本だから……。そういうところへ乗り込んでいくには、あなたがきれいな人格で、利権に関係のない菅野さんが、どっちにもとられずに采配をふるわなければ、菅野さん、それはだめですよ。 それでは、もう一つスマトラについて少し聞きましょう。スマトラも私は見てきた、一昨年。そこで今度できますというと、小林さんの会社の最大の弱点はどこにあるかというと、スカルノ政権を相手にしていこうとしている、そこにある。スカルノ政権というものは、これはもう、これは速記録に書かれると困る、国際問題として困るのだけれども、残念ながら申しましょう。この支配はスマトラに及んでおらない。スマトラ
そのくらいの程度の常識ですか。石油で戦争が起こり、石油で戦争に負けたのですよ。だれか知りませんか。日本はかつてどのくらいのストックを持っておったかということです。
そんなことでは石油に対して関心のないことをあなたは表明しておられる。それは陸海軍の平時の所要量で、戦争になったときの大体の見通しは二年分持っていた。しかしやってみると足りなかった。政府、民間、軍部を入れて大体二年分のストックを持っておって戦争に踏み切った。ところでやってみると、それは一年くらいで底をついてしまった。そしてスマトラの油田の開発も、パレンバンも、ボルネオも思うようにやれない。持って来る船はみな潜水艦で参ってしまった。そこに敗戦の決定的な原因がある。石油さえ確保しておったら負けるいくさでなかった。こうさえ言える。石油の問題から戦争が起こり、石油の不足から戦争に負けている。こういう事態を考えると、今日本で自衛隊を三十万なり、
それだけですか。これは調べればすぐわかるでしょう、外国にあるのじゃないから。 それじゃ一つ最後にきめ手を申します。外資を入れる限界を考えなければいけないと思うが、どのくらいまで許すつもりですか。
これだけはどうにか聞き出したようですが、ただ問題は、知っておるだけは知っておるが、これでいいかということなんですね。アメリカ、イギリスの資本を日本の会社にお入れになるときに、これはあなた方の専門ですが、一番大きな問題はどこにあるのですか、資本構成のパーセントをどうするかということ。もっとわかりやすく言えば五五%を入れてしまったら会社の経営権というものが押えられる、そうすると、日本の石油業界はこのままの状態でいったら五五でしょう、ほとんど外国資本によって左右されるのですよ、それでいいのか。価格の問題、ストックの問題、利潤の問題、雇用の関係、よろしゅうございますか。
かなりじゃないですよ、決定的ですよ、決定的に握られておるのです。この石油事業というものが日本の国内において日本国民の利益のために動けない。民族資本はわずかなものでしょう、ちょっと太刀打ちできるのは出光くらいなものだ。そこで外国資本を日本の国内産業にお入れになるときは、日本が五一として向うが四九というのが私は最大限だと思う、最悪の場合でも五十、五十ですね。日本が満州に行きまして、満州に鮎川さんを筆頭に大資本を投下したときに、満州側は極力反対したけれども、五一を日本にして四九を満州にして、名実ともに満州の産業経営を日本の資本で支配した、それと同じことを、それ以上のことを、今やられておるのですね、事があったらどうするか。そこで、政府として
これでやめようと思ったら、一つ出たから、もう一度申し上げます。それは、そうおっしゃいますけれども、たとえば国有財産の払い下げ問題をとってごらんなさい。四日市の燃料廠をどうしたか。徳山をどうしたか。徳山へ行って私は驚いた。あそこは出光と昭和石油が買ったのでしょう。半分にして払い下げを受けている。半分にするな、民族資本にやれということはわれわれの要求だった。それを昭和石油に半分譲ったが、三年たって行って見ると、昭和石油のところは草がぼうぼうと生え、荒れ野原になって、地価の上がるのを待っている。出光は十ヵ月で、民族資本で堂々と石油事業を開始した。日本において一番優秀なものだ。そこに、いわゆる政治家が利権と結託して国の財産を切り売りをすると
ちょっと今のに関連しまして、今の杉原さんの意見は非常にいい意見なんです。大体世界的に石油が生産過剰になっている。特に最近の傾向としてアルジェリア、サハラ砂漠、これは非常な大発見です。もう一つは、アメリカよりも石油が少ないといわれておったソ連が、第二バクーが予想外の開発で実は困っているのですね。自分の国内だげで消費できんで、今安保条約でけんかしているけれども石油だけは一つ日本に売りたいというので売り込みに来ているのですね。しかも第二バクーからナホトカまでパイプ・ラインを引ことうしているのです。このくらい大規模な消費を考えている。そのときに、日本が山下さんの会社とスマトラの会社へ貧弱な資本を投下するのがいいのか。あんなものは政情によって
防衛庁に数日前からきょうの質問に必要な資料の提出をお願いしておきましたが、ただいまいただいた資料を見ますというと、私がお伺いしたいことは載ってない。時間がなかったから仕方がない。従ってこの提出資料に基づいて本格的な質疑をすることはできませんから、これは他日さらに掘り下げて他の機会にやりますが、ただいま佐多さんが質問されたことに関連をいたしまして、まず空幕の予算で一つお伺いしたいことがあります。それは104を整備するのが大体四十年末になる。そうすると104がほんとうに日本の防衛の力を発揮するのも四十年の末になる。これからそれまで約六年間ありますが、その六年間の日本の領空の警戒とか防衛はどうしてもあの古いF86でやらなければならない。と
F86Fの性能改善で何とか力をつけようということを考えておられますか。
ごく少ない機数というのはどのくらいの機数で、どのくらいの金をかけるのですか。
戦闘機として改造する場合にどのくらいの金がかかって、どのくらいの性能がプラスになりますか。
その五千七百万円で二機を改装して、そして能力は四万フィートから六万フィートに上げるのですか。スピードはどのくらいですか。
そうすると、上昇力を早く上げるということは、スピードを増さなければ早く上がらないことになりますね。そうでしょう。そうするか、航続力を増すか、どっちなんですか。どこに重点を置いているのですか。瞬間の速度を上げるのか、航続時間を長くするために燃料をよけい積むのか、どっちなんですか。
結局スピードですね。そこでそれを二機やったのは、これは試験的にやるのか、それが成功すれば、現在持っておる三百五十機新しく作る四十数機——四百機全部をそれでやるというのか、単に二機だけやってテストしょうというのか、どっちですか。
104が出るのは三十七年に二機だけしか出ない。そんなものは問題にならない。また訓練もできておらぬ。だからほんとうに104が日本の防空の主体として活躍できるのは、どんなにあなた方が勉強しても四十年の末です、実戦部隊として動けるのは。それまで少しずつ出るが、そこで問題は、この時代おくれの改装しなければ役に立たないような、しかもミグ17に負けるようなやつを三百五十機持ち、さらに三菱から五十機近く買おうとしているのでしょう、役に立たないものを作らして。だからどうにもならぬから、スピードが足らぬからというので、二機に五千七百万円を使って、テスト的にこれを改装しようとするのでしょう。ほんとうの腹の中は那辺にあるのですか。この五年間のギャップをど