ただいま議題となりました日本開発銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を補足して御説明申し上げます。 今回の改正法案の第一点は、日本開発銀行の目的を「産業の開発及び経済社会の発展」に改めることでございます。日本開発銀行は、昭和二十六年設立以来、経済の再建及び産業の開発を促進するため、長期資金の供給を行なってまいりました。当時は、戦後日本の再建に努力が重ねられておりました時代で、電力、海運、鉄鋼、石炭等基幹産業の再建が経済政策における最重要課題とされ、開銀の融資活動の大部分がそれらに向けられておりました。その後二十年余を経た今日、わが国経済は、順調な発展を遂げ、すでに経済の再建期を脱し、最近では経済社会の進展に伴う政策
