私の立場からも為替相場の動きにつきまして具体的にコメントすることは差し控えたいと思いますが、為替相場は経済の実態を反映して安定的に推移することが望ましいわけでございます。特に、最近の為替相場の動きを見ておりますと、日本の国内の景気動向、そしてまた金融システムの不安な受けとめ方、この二つが相互に影響し合って、それが外から見て為替相場あるいは株価の弱化、低下をもたらしているという感じがいたしております。 景気は秋口あるいは夏の終わりごろから少しずつよくなっていくと思いますし、金融の安定化というのはまだまだ時間はかかると思いますけれども、私ども日本銀行といたしましても、よく見ながらできるだけのことをやってまいりたいというふうに考えてお
