日銀の資産内容が劣化しているんではないかという御懸念、これは一つは資産負債の総額がかなり膨らんでいるということと、それからもう一つは民間の企業の金融債務を日銀が買い入れるようになっているということ、それからもう一つは最後の貸し手としてのいわゆるレンダー・オブ・ラスト・リゾート、金融システムを安定化するために日本銀行でなければ金が出ないというときに四つの原則をもって政策委員会にかけて決めておるわけでございますけれども、その三つの要因がしばしば劣化を起こしているんではないかというふうに言われております。 第一の総量の点につきましては、今まで日銀の持っている資産を市場に売るというのがなかなか難しかったわけで、特に市場で買われるトレジャ
