それであなたが、はつきりと政府としては自衞権はないと認めるという……。
それであなたが、はつきりと政府としては自衞権はないと認めるという……。
ちよつと事務的なことですけれども、簡單に大野局長にお伺いしたいのです。私が十月二十九日に国内啓発宣伝に関する質問主意書というのを政府に出して、これに対するお答えがありました。ここに印刷物として、啓発宣伝について日にちとか人とがありましたけれども、私が一番お聞きしたいのは講演の内容です。これをお聞きしたら、外務省には内容についての記録がないというようなお話ですけれども、漏れ承るところによると記録があるようです。速記録がある場合もありましようし、ない場合もありましようし、北海道のユネスコなんかから出しておるところでは、ちやんと印刷に付されたものがあります。それから講演者が、外務当局に対してどういう講演をしたかというような報告書もおそらく
何もステノグラフを要求しておるのではありませんで、講演者が、たとえば大野政務局長かその他の責任者に対して、こういう演説をやつたというふうに報告があるだろうと思います。これを私たち見せていただきたいということであります。ちよつと申しますけれども、なぜ私がこの問題を二、三回にわたつて質問しますかと申しますのは、地方でおやりになつた講演者の人にも使います。一部の講演、者は明らかにある政治的な意図をもつて講演されておるというふうな形跡が非常にはつきりしておるのです。これは私は外務省の役人として当然やるべきでないし、ことに今の日本は連合国の管理下にある。この場合においては連合国を誹謗することは禁ぜられておるはずです。一般人でもそうですし、こと
この問題はまたあとでいたしたいと思います。
総理並びに外務大臣の出席は、当臨時国会が開かれた当初から全員の要望であつたのであります。きようは来られるということになつて、われわれは手ぐすね引いて待つおつたわけでありますが、来られない。ところが会期はあと四日しかありません。ですからこの四日内に、できれば明日あるいは明後日のうちに来ていただくように、ひとつ政府が保証してほしいと思うのです。そうしないとまたこの調子で延ばされて、そのうちに会期が済んでしまう。会期は延ばさないことが基本原則と見れば、あすかあさつてにせひ開かれるような保証を與えてほしい。それでなしに便々と延ばされては、結局総理に質問する機会を失つてしまうと思います。
時間もあまりありませんから、簡單に二、三御質問したいと思います。私の質問は、きようは総理大臣兼外務大臣にお聞きする二つの問題を、こちらの方で提出していましたけれども、総理大臣が見えませんので、また別の機会にこまかくお伺いしたいと思います。と申しますのは、二つの問題のうち一つは、先ほどから佐々木委員の方から出された自衞権の問題、それから講和の問題であります。きようの政府の御答弁の中で、多少わかりかねる点、あるいははつきりせぬ点がある点だけを、今お尋ねしてみたいと思います。この点は先ほど憲法第九條のあの解釈について、当時の政府としては自衞権も日本には否定されているもの、ないものであるというふうな解釈をされているように、はつきりと申されま
そうすると、つまりまだはつきりしていないということですね。
当時憲法が審議されたとき、外国、特にアメリカ側のこの問題についての権威のある方が見えて、内面的にいろいろ援助されておるということははつきりしておりますが、この場合にどういうふうな見解が発表されておるか、これをもしできればここでお漏らし願いたいと思います。
あなたでなくても、ほかの人でもけつこうです。
この問題は実は先ほどから論議されましたように、たとえば軍事的協定とか同盟とかいうような問題とか、あるいは安全保障の問題とかこれのずつと根本をたどりますと、自衞権があるかないかという問題に帰すると思います。これは重要な問題でありますから、今後は私は総理大臣にお聞きしたいと思いますし、政府側においても十分研究していただきたいと思います。それからこの問題についても先ほど條約局長だつたと思いますが、佐々木委員の質問に答えて—私は今はつきり言葉は思い出せませんけれども、万一の場合には実力行使をする、こういう意味のことを言われたと思うし、それからこの前のときには自然発生的な防衞とか実力行使、こういうようなことを言われたと思いますが、こういうこと
今の最後に言われたことは、やはり広い意味の自衞権だと解釈してさしつかえないのでしようか。第一の形における自衞権は認められていないが、第二の形における自衞権は認められておるというように解釈していいですか。
またそのうちよい考えが出たら一つお答えを願いたいと思います。(笑声) 次にお聞きしたいことは、佐々木委員の方から軍事協定云々、こういう御質問に対する政府の答えの場合に、いろいろ答弁がありましたけれども、これについて私のはつきりしておかなければならないのは、たとえば講和條約が締結せられる、せられないにかかわらず、現実にある種の協定が今認められておると思います。たとえば最近は小麦協定の問題とか、あるいはこの夏には阿波丸事件に関する協定も結ばれたと思います。まだ日本が国際的に何ら正常な外交関係を持たない状態のもとにおいても、こういう特殊の協定が認められておりますが、こういう形でも今後軍事協定というようなものも結び得るものかどうか、この
そうするとそのような協定は講和会議後に初めてつくられるものだと理解してさしつかえないですか。
そうしますと、たとえば阿波丸事件におけるあの協定とか、あるいは性格は違いますが小麦協定への参加といつたようなこの協定は、国際法上どういう性格を持つものか、この点について伺いたい。
そうしますと、その中に、先ほど條約局長が申されましたように、軍事協約のようなものがあつては悪いということがどうしてできるのですか。
この問題は、私はまた別個に総理大臣の方からはつきりとした御見解をお聞きしたいと思います。と申しますのは、今のように国会の知らない間にいろいろなことを政府が協定の形でやられておると思います。こういうことはわれわれはないと思いますが、軍事的な何らかの形においてわれわれの知らぬ間に協定が結ばれ、そのあとで国会に発表されるというようなことは絶対に反対しなければならぬので、今申し上げたわけであります。 最後にお聞きしたいのは、今内外に対日講和の問題が非常に論議されるようになつて来ております。この場合に、政府としては今どのような準備をなされておりますか。これについて実は前にも聞いたことがありますが、政府側としては答えにくいというような御答弁
われわれここで外務委員会を構成してやつておる限りは、現在日本における中心問題は講和の問題だと思いますが、この場合に今政府がどういう講和の準備をしておるか。外務委員がまるでつんぼさじきに置かれて、でくのぼう扱いにされておる、われわれは実はこいう状態をすぐやめていただいて、政府側においてどういう準備をされておるかを御報告を願いたいと思います。また何らかの形でこの委員全体がこの準備に参加することをわれわれは考うべきだ、これは私個人の意見として申し上げておきたいと思います。 私は講和の問題につきましてはこれでおしまいにしますが、これは政府側ではなくて、委員長にお聞きしたいのですが、数日前の毎日新聞に、委員長が委員長という名前で講和の問題
別の問題でありますけれども、これは前の質問の続きでありますが、外務省はこの夏、各地方に出向いて国際事情の知識普及という講演をなさつており、それに私の質問に対する答えが出ておりますが、この答えの重点は全然載つておりませんから、私はもう一度質問したいと思いますので、この資料の提供をお願いします。それは講演の内容についてできるだけ詳しいものを私たちに提供していただきたい。特に調査局の第三課の方方、課長、次長そのほかの方々の講演の内容はできるだけ詳しく知りたいと思いますから、これをお願いいたします。
いや、阿波丸協定です。
今の大野政務局長のお答えは非常におかしな話で、あの協定の中には、日本の持つておつた請求権がこれは御存じの通りに放棄してあるのです。これは重大な問題だと思うのです。これは全然国会に御審議もなし、あらかじめ政府側の御報告もなしに突然あの議案が出された。国会の知らない間に吉田総理とシーボルトと、この二人の間に協定が結はれている。これを言つているのです。国会を全然無視して、あの重大なわれわれの持つておる債権というものを一方的に放棄しておる。こういうことを一体どうして国会で審議をせずにおやりになるのか。これを私は言つておる。