先生御指摘のように、昭和四十七年におきまして当庁が把握いたしました海洋汚染の総件数は二千二百八十三件でございまして、その中で千十二件というものが原因不明になっておるわけでございます。 この原因不明をさらに分析いたしますと、いろいろなケースがございます。一つは、全くだれが排出をしたのかわからない。たとえば、船舶等がひそかに違法な排出をして、そしてどっかへ逃亡してしまった。それを、当庁もでございますが、その他一般の行政機関あるいは住民等の方もわからなかった、付近航行船舶もわからなかったということで、全く排出源というものがわからないものがあるわけでございます。しかし、そのほかには、たとえばだれかが、先ほども申し上げましたことに関連いた
