つまり、そういたしますと、年次計画ではなくて、五年というサイクルで検討していきたいと、こういうことを考えておられるわけですか。
つまり、そういたしますと、年次計画ではなくて、五年というサイクルで検討していきたいと、こういうことを考えておられるわけですか。
その場合に、この防衛計画の大綱、大体今の中期防が終わると大綱の別表はほぼ完了するわけでありますけれども、あの別表は引き続いて変えないで守っていく、こういうことは基本に考えておられますか。
量的な定めである大綱の別表はそのまま守ると、こういうことですね。
国際情勢の変化がない限りは枠組みは変える必要はないということですが、最後がちょっとあいまいなんですが、別表は変えないと、こういうことであれば、そしてまた大綱は変えないと、こういうことであれば、大綱と一緒に決定をされた防衛費の枠組み、GNPの一%以内、これは守っていく、こういうことですか。
そこで、その場合に国際情勢を今どう見るか、こういう問題になりますけれども、問題は、防衛庁長官も所信表明の中で極東地域のソ連軍の増強が潜在的脅威だと、こう述べておられるわけです。 そこで、最近ソ連の軍事ドクトリンについてヤゾフ・ソ連国防相が論文を発表しているわけでありますけれども、社会主義と平和の守り、こういう表題の論文でありますけれども、この中で述べていることは、明確にソ連の軍事ドクトリンは防衛的なものであると、こういう表明をしているわけであります。そして、具体的にはアフガニスタンからの撤退、あるいはモンゴルからの撤退、こういう形があらわれているわけでありますけれども、このソ連の現在の軍事ドクトリンについて、まず防衛庁の長官とし
外務大臣は、今のソ連の軍事的な動向、軍事ドクトリン、この辺についてはどのような見解をお持ちですか。
六十二年の外交青書、これを見ると、やはりソ連の動向について、アフガンからの撤退とかあるいはモンゴルからの撤退とか、柔軟な姿勢を見せつつあると、こういう評価をされているわけでありますが、防衛庁の方は一貫して軍事力の増強、脅威と、こういう評価をされて、若干そこに外務省の見方と防衛庁の見方に違いがあるんじゃないかと、こういうふうに思うんですが、いかがでしょうか。
具体的には、私が指摘をいたしましたように、最近ソ連の国防相が論文で、ソ連の軍事ドクトリンについて防衛的なものにすると、こういうことを明確に示しているわけですね。これから後でこの極東における軍事力の問題にも入っていきますけれども、一体防衛庁なり外務省としては脅威について、軍事力はどういう形になり、あるいはまた国家としての意思がどういう形が示されれば脅威はなくなったと、こういうふうに見るわけですか。現在、一国の国防相が防衛的なことに徹すると、こういう表明をしているし、軍事力についても私は、防衛庁長官が言うほど極東においてはふえてはいない、こういうふうに思うんですが、一体どこまで減り、どういう意思表示がされれば脅威はなくなったと、こういう
今の能力と意思ということですけれども、能力については、今まで防衛庁がソ連の軍事的脅威の真っ先に挙げていた極東配備のINFが削減の合意をしたと、これだけでも私は軍事力の大きな削減ではないかと思うんですが、そういう評価はしないんですか。
軍事力の削減とは見ないんですか。
減らす意思を表明した。
それじゃここ書かなければいいんだ、脅威だ脅威だと、INFを。 それじゃ通常兵力の問題についてただしたいと思うんですが、防衛白書の中では極東ソ連軍の地上兵力は四十三個師団三十九万人、こういうふうになっているわけですが、その根拠を示してもらいたい。
ミリタリー・バランスによったと、こうなっているわけですが、ミリタリー・バランスでどの範囲までを極東としてこの四十三個師団三十九万人としているわけですか。
防衛白書ではバイカル湖以東を四十三個師団三十九万人と、こう言っているわけですが、これをミリタリー・バランスによると、私のミリタリー・バランスでは、ザバイカル、これが十一個師団、それから極東軍管区、これが二六・五ですよ、これは。一旅団がありますから、それを入れても二十七個、三十八、こうなるわけですけれども、四十三というのはそれはモンゴルまで入れているわけですか。
確かにモンゴルにはミリタリー・バランスによると五個師団いることになっているわけですけれども、モンゴルにいる五個師団、これはモンゴルと日本の間はあの広大な中国という国があるわけですよ。それを挟んだモンゴルに駐留しているソ連軍がどうして日本の脅威に当たるわけですか。
防衛庁長官は所信表明で、ソ連の極東軍増強が続いているから脅威なんだと、こう述べているわけです。そして、防衛白書を見ると、その極東におけるソ連の地上軍というのは四十三個師団、こうなっているわけです。それで、よくよく聞いてみると、モンゴル駐留の五師団まで入れてこれが脅威だ脅威だと言うのはいかにもこじつけで、これは不動産屋の写真みたいなもので、よその屋敷まで写真にして売りに出しているようなものですよ、これは。 それでは、一体この極東のソ連軍一個師団は編成はどういうふうに、何人で編成されているというふうに見ているわけですか。
今の説明でどうして三十九万人になったのか私は不思議でならないんです。ミリタリー・バランスによったと、こう言っているんですが、ミリタリー・バランスの中でははっきりとカテゴリーI、カテゴリーII、カテゴリーIII、こうなっていって、カテゴリーIは、これが完全装備をして二十四時間以内の通告で完全充足した態勢。カテゴリーII、これは戦闘用車両を完全装備し、定員の五〇ないし七五%の兵力を充足した態勢。完全充足に三日を要す。そして、三十日で完全に作戦可能となる。カテゴリーIII、旧式装備を完全装備をしている。基幹要員――定員の約二〇%を充足した態勢。完全充足には八ないし九週間、つまり約二カ月を要する。こういう分類がある、これは間違いありませんね
ミリタリー・バランスではこういうふうになっているんです。ソ連極東部、中央部及び南部にある百四十八個師団の約六〇%に当たる八十三個師団はおよそカテゴリーIIIである、こうなっているわけですよ。そして、さらに極東のところにはこうなっているわけです。極東地上軍の師団の即応態勢は三五%がカテゴリーIまたはカテゴリーII、つまり二〇%の充足率で戦闘態勢に約二カ月かかるカテゴリーIIIが全体の六五%を占めている、こういう説明になっているわけなんですよ。これはどうですか。
その六五%がカテゴリーIII、充足率二〇%、これでどうして四十三個師団三十九万人という数字が出てくるんですか。
六五%が充足率二〇%以下のカテゴリーIIIでどうして四十三個師団三十九万人というのが出るのか、これ具体的に数字を示していただきたいと思うんです。