御審議の場で度々なぜ私ども大臣が勧告権を行使してこなかったかということを尋ねられましたので、私も大臣室に戻り、しばしなぜ八月に大臣になって以来今日まで私は勧告権を使わなかったのかなということを振り返ってみましたけれども、幸い勧告権を使うまで相手が抵抗するようなことがなかったことも事実であります。 逆に言うと、勧告権があるからそれを使われてはかなわないなという、抑止というか、ある意味、そこまで至る前にいろんな各役所との調整が、まあいろいろ言いますと相手の名誉もありますので申し上げませんが、少なくとも数か月私がやってきた仕事の中では、相手がことごとく抵抗して私の思いを遂げてくれなかったことがなかったことが幸いしたのだと思っています。
