はい。
はい。
私は、そういう推測はいろいろ出ておりますが、それは私は、中尾宏という人がそういうような、いわゆるあっち行ったりこっち行ったり、使い走りをしてというような意味を含めて、この人からそういう知恵が出ているんじゃないかという感じがしますね。
知恵を。
はい。
それはあったかもしらぬ。しかし、それはえらいサゴがあって食べているんじゃないと思いますよ。
それはもう私は、小針ちゅうのがいたり中尾がいたりして、例えば私も行ったことのない、柳橋のちょっとこっちの方に万惣という果物屋がある。果物屋の二階にフルーツパーラーがある。そこで夕飯を食ったら、えらい上品なところで食べるなんちゅうような感じがしたこともありますよ。それからホテル・オータニのフランス料理でキジの料理を出す何とかちゅう、フランスでは前の昭和天皇、皇后陛下がお寄りになってそこで昼食をとったというようなところの出張がホテル・オータニにあるのですね。そういうところとか、あるいはフグ屋へ行って食べるとか、いろ一いろ……
全然そういうことはこの頭じゃだめですよ。みんなわからぬ。
ああ、そうですか。
ない。全然ない。
あったかもしらぬし、なかったかもしらぬ。そんなこととても覚えているようじゃ代議士なんかやってませんよ。東大の博士だ。
それは、あったかもしれぬし、なかったかもしれぬ。だから、私はそういうときは、私は夜は酒飲むものですからね。酒飲むといったって人並み以上に飲むのですよ。例えていえば、サントリーのボトルを水割りで一本飲んじまうちゅうようなことを、御機嫌であって、二人で討論でもすればあしたの朝まででも飲みながら話をするというような性格で、そんなことで酒を飲んでいれば、とても褒め殺しも総理大臣候補もハチの頭もないんでね。ですから、その辺は酔っぱらっていればわからぬ、
聞いてます。聞いたが、それは私は後から聞いた。そうしたところが、それをプリンスの十六階か十七階で話をしたろうと、こう言うが、そこんところは私は全然聞いてもいないからわからない。だけど、その話は後で聞いた。聞いて、私も少しは知恵があるということでしょう。どういうことでこういうことになったか、長谷川信さんがあそこで写真まで撮ったというのはどういう理由だか、私今もって脇に落ちないのですよ。
いや、私は行ってないとは申し上げませんが、行ったか行かぬか、飲んだか飲まぬか、それも私にはもう相当さきの話でしょう、わかりっこないじゃないですか。それがわかるようじゃ代議士はやっていませんよ。
ない。ないですね。
いや、そういうことはなかったとも言い切れぬ。わからぬのだ。
そんなとこまで、あんたが私の立場になったときに見ている。とてもそんなもの見ちゃいられませんよ。隣に美人でもいればそっちを見ているよ。竹下の顔よりこっちの美人の顔を見ている方が少しは薬だわ。そんなことは、あったかなかったか、わからない。
私は、この問題については自分の私情とかなんとかちゅうことでなくて、竹下君が一つのやめない理由ということを言っておる。これは一つの理由だと私は思ってはおりますが、私は、竹下君は五億ちゅう問題はないし、あるいは暴力団との話し合いもないし、右翼との話し合いもない。金丸信は暴力団とも会い、五億もいただき、これだけの日本全国を騒がしたという罪は、それはもうとても竹下さんと比べ物にはならない。 そういう状況の中では、先ほどからまだ暴力団の話は出ないけれども、私はもう新聞発表するときは衆議院までやめるという決意でいたが、自分一人で衆議院になったわけじゃないんだから、地元の大勢の了承をとらなければやめるわけにいかぬということですから、経世会の会
これは出してもいいんじゃないですか。どうなんですか、先生。(安部補佐人「これは検察庁の方に……」と呼ぶ)
入ったのか入らぬのか、何しろ金丸信の政治団体に入れたということだけは確かだと思います。それから先は彼がやったことですから、私にはわからない。
一文もない。