日通或いは交通公社との関係においてあと払いが滞つたという事実はその通りございます。これは私よく当時のことをつまびらかにいたしませんが、聞くところによりますと、占領治下におきまして、日本交通公社は、従来収入の大宗をなしておりましたところの手数料というものを全然日本国有鉄道からもらえなくなつた、これは占領治下の考え方の一つの政策とでも申しますか、そういうような手数料というようなものは、これはお客さんから取るべきものであつて、日本国有鉄道がそういうものを支払う必要はないんだという見解であつたようでございます。従いまして収入の大宗である手数料を全然もらえなくなつたので、ここに従業員の仕事の問題、失業の問題が勃然として湧いて来たように聞いてお
