ですから食糧の……。
ですから食糧の……。
ハバロフスク地方ではそういう事実はありません。具体的に数字を上げて説明さしていただければわかると思うのです。それから私自身が、実は二十三年の二月三日に死んでいるという通知が、岡山県の世話課から来て、家では大騒ぎをしていたわけです。それが私が帰つて来たので非常に喜んだわけです。そういう事実をあげれば、幾らでもできるのじやないですか。
食糧の問題は具体的に数字を上げて……。
私が今申し上げたように、全体的に申して、ハバロフスク地方にはそういう事実はなかつたように記憶しております。
そういうばかなことは聞かなかつたです。ただラジオで、いろいろと東京の状況が詳しく入つて、アカハタの歌の講習会をやり、非常に民主化されたというので、われわれ非常に喜んだことはありますが、そういうことは全然聞かなかつたです。
もう一ぺん。
日本新聞というのは、真実を伝えるというのが唯一の生命でありますから、よいことでも惡いことでも……。
私はそれは全然なかつたように記憶しております。」
三鷹事件も、あるいはそのほか下山事件も、全然転載しないというのではなくて、今の委員の質問したような意味では転載しなかつた。われわれはただ東京放送で聞いて、こういう事件が東京にあつたということを転載したのを、新聞で読んだように記憶しておるのです。
シベリアにおいては反動、つまり山田乙三とか、ああいう戰犯の追究はやりましたが、人民が人民を売るというような問題は全然ありません。
ハバロフスクでこういうことがありました。佳木斯の特務機関をやつていた有田という少佐だつたと思うのですが、彼は作業に来ても何もやらない。しかも反動は——憲兵、警察、特務機関というものは、大体人の搾取の上に立つておるのであるから、作業というものは全然やりたくないのです。それで下士官でも兵でも、そういうところに出ると、自分の足になたを打込んだりするようなことをやるわけですから、自分の身を自分で傷つけて作業を忌避するようなことは正しくないから、やらせまいじやないか、そうして彼は今日こういうことをやつたということをよくみなで監視して、やらせぬようにしようじやないか。お互いにそういうことでけがするのでは困るから、そういうことはやりましたが、今委
ソビエトでは、急にけがをした者以外は、大体病院あるいは收容所にある——收容所にはりつぱな衛生施設というものがありますので、そこの中に收容しております。收容所において動けないような者が作業する、また病気で動けない者か收容所におるということ自体が、全然デマです。ちやんと收容所内の医務室、あるいは病院に收容されておつた者にわれわれは考える。
各分所のソビエトの医務室には軍医——これは大尉、少尉いろいろ階級は異なつておつたと思いますが、それが男と女と二人ずつぐらいと看護婦、それから日本軍側の旧軍医、こういうような人四、五名で構成されておつたように記憶しております。それから十六地区の病院は、若干距離が離れておりましたので、よく私は知りませんが、二、三百名から五百名ぐらいの收容能力を持つた病院で、ソビエト側の軍医が十数名と、日本側のそれに手伝いする軍医たちも相当数おつたように記憶しますが、何名ということは現在記憶しておりません。衛生施設は非常に清潔、整頓がよく行き届いておつたようにわれわれ考えております。
正式なドクトルと看護婦、それからもとの看護兵、そういう者を含めて各分所に数名おつたように記憶しております。
十六地区では大体二、三 百名から四、五百名、三百名から五百 名程度が大体一般だつたと思う。それから二十一分所は千名ばかりおりましたが、それは例外で、ここには特別な病院がありましたから、その点はつけ加えておきたいと思います。
入ソ当時若干の死亡者が出たと思いますが、これはさきにも申し上げたように、まつたく山の中ばかり飲まず食わずで一箇月も二箇月も歩いておつた。それからソビエトに行つた、そういうことが相当原因したのだ。ソビエトから配給された食糧なんかは、敗戰後ソビエト自体も相当困難しておつたにもかかわらずわれわれに配給されたやつが、反動将校によつてごまかされて行くということで、若干の死亡者があつたことは事実です。それから分所においての死亡というのは、ほとんど分所では今申し上げたように、急病以外は死ぬことはない。そういうような病人は、必ずホールの病院あるいは二十一分所の病院に入院させるということが原則になつておりますから、変死以外は、その当時死亡というのは大
ハバロフスクにおいては、ハバロフスクの郊外の飛行場のそはのちよつと高いところに、非常にりつぱなソビエト人の墓地があります。その横のところに日本人の墓地がありまして、それには必ず墓標が立つておるわけですから、行つて発掘すれば、どういう状態だつたということはよくおわかりになると思います。
そういうことは、私たちは真実を述べるのですから、何も打合せする必要は全然ありません。私は共産党員ですし、党本部へ行つて、上京して来ました、それだけです。それでしつかり真実を述べてやつたらよかろうというので、何もそんな打合せをするような必要はない。真実を述べるのですから……。事実というのは一つしかない。
いや、そういうことはないですね。
それをどのように理解するかは各人の自由意思だと思いますが、私はそういうことは全然打合せる必要はないと思うのです。事実は一つですから、真実を述べると言つて宣誓をはつきりしたように、私が進んで委員長にお願いして私が述べたと同じように、私は何もそういうことについて言うあれはないです。