安定、不安定という問題でいま大臣から御意見を伺いましたが、私どもはこういうように考えておるわけです。新興独立国がその独立をかちえましたその直後から直ちに安定した状態にあり得るということは、これは考えられないわけであります。当然そこには不安定があるわけです。その新興独立国が独立の目的を達成する方向に向かっての過程において、ある時期においてまだ不安定であるということ、これはいわば私どもから考えますと前向きの不安定でありまして、こういう不安定が存在しておるからといって、直ちにその政権に対する否定的態度、否定的判断を下すべきである、否定的な価値評価をすべきである、そういうふうに私どもが主張するのではないのです。そこを誤解のないように。私ども
