日本の援護立法は、御承知のように、マッカーサー司令部の占領時代においては軍人とか、そういうことだけを理由にして特別な待遇をしてはならないというふうなことから、一般的な社会福祉ということで救済すべきである、援護すべきである、こういうところから出発したところにドイツの援護法とそもそも出発からもう違ってきておったという感じがするわけでございます。ドイツはそういうふうな考えではなしに、戦争ということの原因を中心に出発した。日本のほうは司令部の占領中に戦争を原因とするような特別な援護はよくないというふうなことで、一般福祉ということから出発し、そして司令部が引き揚げるに従って軍人、軍属とかいうものが表に出てきた、こういうふうな援護の出発点が非常
