これはもう先生御承知のように、スモンとサリドマイドとでは因果関係なりその態様なりさまざま違うものがあることはもう御承知のとおりだと思います。しかし、いずれにせよ、こういう問題については、一般的に言うて、できるならば和解によって解決するというのが私は望ましいと思うのです。こういう問題を裁判によって争って、十年も十五年も争うという中で解決するということになりますと、単に私はお互いの憎しみと不信というものだけが残っていくような気がするのです。ですから非常な努力が要ると思いますけれども、話し合いによって解決するということが望ましいと私は思います。しかしながら、具体的にいまスモン病の訴訟について、それじゃ、いま何かそういうきっかけをつくる段階
